京都百人一首・かるた研究会
ようこそ百人一首の世界へ
京都百人一首・かるた研究会代表 河田久章
百人一首は今から約800年前にここ京都の地で誕生しました。政治的にも経済的にも日本の中心が京都だった時代、100人の歌人が400年にわたって紡いだ歌の世界です。恋の歌あり四季の歌あり、旅や別れの歌もあり、それぞれの歌に当時の世相や人々の心が詠み込まれています。
「かるた」だけではもったいない。歌の鑑賞だけでも終わらない。百人一首を深く学べば、それはそのまま京都の歴史を知ることにつながるのです。
そのための方法をいくつも用意して、みなさんと楽しみながら学んでいきたいと思っています。
かわだ・きゅうしょう 1937年ソウル市生まれ。百人一首の魅力にとりつかれ、リタイア後に京都に移住。2006年から京都アスニーで百人一首の講座を担当(2022年まで)。同年に「京都百人一首・かるた研究会」を立ち上げ、ウオークツアーなどを実施。
会の歩み
2006-2022
京都アスニー講座「百人一首を楽しむ」
講座と体験をセットに、月に2回実施。1期8回で百人一首をさまざまな角度から学んだ。毎回、書道や香道、投扇興など百人一首にちなんだ体験も実施した。足掛け17年、全50期、のべ400回を開いた。
2006~
百人一首ゆかり探訪バスツアー
奈良や兵庫、遠くは山陰や四国まで、ゆかりの地をバスで訪問する日帰りツアー。年3~4回実施。
2010~
百人一首で、京都を歩く
百人一首ゆかりの地を巡るウオークツアー。京都市内やその近郊を中心に設定した50コースを月1回のペースで回る。参加者が最も多かった時期は、並行して5グループが巡っていた。現在3グループが進行中。
2012~2016
百人一首に思う。懇話と食楽の会
5人の異なる分野の専門家をリレー形式で講師に迎え、講演を聞くとともに、百人一首にちなんだ料理を楽しむ催し。計50回実施。
2018~
百人一首に思う、懇話と茶菓会
食楽の会を引き継ぐ形でスタートした催し。ゆかりの社寺を会場に、住職や宮司のお話を聞く。講演の後は、百人一首にちなんだ和菓子をいただく。月1回開催。